ウイルスについて知ろう

1918年のインフルエンザ大流行時の流行防止介入と効果

この先に例え一時的にコロナが収束したかのような時期が来たとしても、安易に油断はできません。
以下の論文は、1918年にインフルエンザが世界的な大流行をおこした際の、各都市の対応とその効果について検証しています。

 

 

Public health interventions and epidemic intensity during the 1918 influenza pandemic
1918年のインフルエンザ大流行時の流行防止介入と効果
国立アレルギー感染症研究所 アメリカ 7582-7587 PNAS May1.2007  vol.104

1918年のインフルエンザの大流行は、アメリカ国内での死者は50万〜67.5万人、世界中では5000万人から1億人の死者が出ていたと推定されている。アメリカ国内の17都市の19種の流行防止介入のタイミングとその種類(学校閉鎖、劇場閉鎖、集会の禁止など)が多く、早く実行したほど感染が減少したかどうかを検証した。

 

【結果】
多くの介入をより早く実行した都市ほど、介入しなかった都市に比べてピークの時の死亡率が50%低かった。さらに、多くの介入をより早く実行した都市は総死亡数も下げたが、介入しなかった都市に比べて違いは20%以下と小さかった。これは1918年の介入で、6週間以上続けた都市がほとんど無かったからである(訳者注:第2波が再発した。第1波で死者が少なかった都市ほど、第2波の死者が多かった事による)

 

【結論】
より早く、多くの介入(学校閉鎖、劇場閉鎖、集会の禁止など)をすると感染が減少するが、介入をゆるめるとウィルスは再発する。(伊澤)



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