ウイルスについて知ろう

新型コロナウイルスの広がり(アイスランド)

アイスランドで、新型コロナウイルスがどのように広がっていったのか調べた論文です。感染リスクの高いところに行った人や、感染者と接触した人に急速に広がっていきましたが、その他の人への広がりは抑えられていました。

 

Spread of SARS-CoV-2 in the Icelandic Population

2020/4/19 The New england Jornal of Medicene(電子版)

アイスランド大学

 

調査の方法

  1. 最近、感染の広がっている国に行った人を、高リスク者として新型コロナウイルスの検査をした
  2. 一般の人に協力してもらい、新型コロナウイルスの検査をした
  3. 陽性が判明したら、感染者と接触した人を、高リスク者に追加して新型コロナウイルスの検査をした

このように、高リスク者と一般の人に分けて、新型コロナウイルスがどれくらい広がっているか調べました。

 

ターゲット

高リスク者 (2020/1/31〜3/31まで調査)

・最近、感染の広がっている国に行った人と、感染者と接触のあった人 9199人

 

一般の人 

・自由参加 10797人 (2020/3/13〜4/1に調査)

・ランダムに招待 2283人 (2020/4/1〜4/4に調査)

合計すると、人口の6%に相当する人数になる

 

結果

4/4現在

高リスク者:       9199人中1221人が感染していた 13.3%

一般の人:          10797人中87人が感染していた    0.8%

                            2283人中13人が感染していた  0.6%

 

10歳未満の子供は、10歳以上の人よりも陽性率が低かった 

高リスク者:       6.7%:13.7%

一般         :       10歳未満に陽性無し

 

女性より男性の方が感染者の割合が高い

高リスク者:       女性 11.0%:男性 16.7%

一般         :       女性  0.6%:男性   0.9%

 

初めのうちは、海外での感染が多かったが、後半は家族間、感染経路不明が増えてきた。

 

(解説)

高リスク者に、多くの感染者が出ましたが、一般の人への感染は、低く抑えられていて、この調査をした期間を通して増える事は有りませんでした。人口20万人程度のアイスランドで、1300人以上の感染者がいますが、リスクの高い人への感染は、爆発的には増えていませんでした。一般の人の中にも0.8%程度の感染者がいるので、少ないとは言えませんが、感染者との接触を避ける事が大切だという事を示しています。10歳未満の子供や、女性の方が感染者が少ない傾向はみられますが、安心できるような差ではありません。

リスクの高いところには行かないという基本を、改めて示した論文です。

2020/4/24 外山

 



名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp 
>>会社概要はコチラ
  クリックよくあるご質問